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女性ホルモンの働きと生理周期の増減etc...

女性ホルモンには2種類、エストロゲンとプロゲステロンがあります。いずれも脳の視床下部より指令を受けて卵巣から分泌されます。(※視床下部→下垂体→卵巣→女性ホルモン)


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【エストロゲン】


卵胞ホルモンともいわれ、卵胞を育てる働きと子宮内膜を厚くする働きがあります。肌のコラーゲンを増やしたり、抗酸化作用があるほか、女性らしい肌や髪のハリ艶や体つきに影響を及ぼしています。


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【プロゲステロン】


黄体ホルモンともいわれ、子宮内膜の状態を整えて妊娠時の母体と胎児を守る働きがあります。皮脂分泌を増やし、水分をため込む作用があり、むくみの原因になるほかイライラの原因でもあります。


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エストロゲンは生理の1週間前ぐらいから分泌量が増加し始めて排卵時にピークを迎え、その後徐々に減っていきます。他方、プロゲステロンはエストロゲンと入れ替わるように排卵後に分泌量が増えていき、排卵後1週間後くらいにピークに達して生理前には減少します。


この2つの女性ホルモンのバランスによって、妊娠・出産はもちろん、肌の調子や感情の起伏、健康状態が左右されています。


女性として生まれた以上、毎月の月経はもちろん、一生を通しても初潮・妊娠出産・閉経といった女性ホルモンに多大な影響を受けるイベントがあります。


思春期においては、女性ホルモン(=エストロゲン)は乳房・子宮・膣といった部位の発達・発育を促し、同時に女性らしい丸みを帯びた体型を形成しながら身長や体重を増やします。


女性ホルモン(=エストロゲン)の分泌量が増える12歳頃には初潮がはじまり、30代半ばぐらいまでは、活発に分泌されて、生理の周期ごとに分泌量の増減を繰り返します。 この時期は女性ホルモンも安定していることから「性成熟期」と呼ばれ、妊娠や出産に適した時期でもあります。


しかし、40代に入ると、卵巣機能が低下してくることにより、女性ホルモン(=エストロゲン)の分泌量が徐々に減少してくるため生理周期が不規則になりはじめ、最終的には閉経を迎えることになります。閉経する年齢はだいたい50歳前後が多いようです。


この閉経前後の10年間がいわゆる「更年期」というもので、ホルモンバランスが急激に乱れることから心と体にさまざまな不快な症状や不定愁訴があらわれて大変な時期になります。ちなみに更年期は性ホルモンの減少による症状なので男性にもあります。