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35歳からの子宮・卵巣ケア

漢方の世界では、「女性の体は7の倍数で変化する」といわれています。


これは漢方の世界では「腎」といわれるホルモンを司る働きが7年ごとに変化するという考えから来ています。実際に20代を元気に何の不調もなく過ごしてきた人も35歳前後から体の変化やこれまでなかった不調を感じるようになってきているのではないでしょうか?


35歳(7×5)という年齢は子宮や卵巣にとって非常に大きなターニングポイントになっており、たとえば卵子の老化から自然妊娠ができるタイムリミットが35歳前後というのは有名ですよね。


他にも子宮、卵巣にあらわれる変化としては、


● 生理の日数が短くなった
● 生理周期が乱れてきた
● 生理痛がひどくなった
● 経血量が減ってきた


といったことが徐々にですがでてくるようになります。こうした生理の様子が今までと変わってきたという実感があるのなら、それは子宮・卵巣の機能が低下しはじめて、女性ホルモンの分泌量を減ってきているという合図です。


もちろん35歳を境にすべての女性の体が大きく変わるというわけではありません。


若いころからの生活習慣が大きく影響してきますから、35歳を過ぎても子宮・卵巣ともに元気な人もいますし、逆に若くても子宮・卵巣が衰えてしまっている人もいます。いずれにせよ毎日の養生の積み重ねによって実年齢よりも子宮・卵巣が若いか老けてしまうか変わるということです。


35歳からの子宮・卵巣ケアと銘打っていますが、本来はもっと若いころから子宮・卵巣にやさしい生活を心がけて「腎」に対する貯金をしておくということが大切です。


さて、子宮・卵巣にやさしい生活ということですが、色々なところでもいわれるように基本は生活習慣であり、食事(栄養不足)・ストレス・冷えという女性ホルモンの3大大敵からいかに体を守り、ケアするかということが大事です。


【食事】
・冷たい飲み物や食べ物は避けるようにする。
・ビタミン、ミネラルが不足しないようにバランスのいい食事を心がける
・加工食品・インスタント食品などはミネラルを奪うので食べない
・女性ホルモンを活性化する植物性エストロゲンやサプリを摂取する


【ストレス】
・香りの力を借りてリラックスする
・日付が変わる前に就寝する


【冷え】
・適度に運動をして血流と筋肉を維持する
・シャワーで済ますのではなくお風呂に入る
・お腹をとにかく冷やさない格好をする


といったことが大切です。


子宮・卵巣が衰えてしまっているという自覚症状がある人は、こうした生活習慣の改善と並行して漢方を飲んでみることをおすすめします。漢方は体質によって自分によって合うもの、合わないものというのがあるわけですが、ホルモンバランスを整えるものとしては、


● 当帰芍薬散
● 加味逍遥散
● 桂枝茯苓丸


の3つが婦人科3大処方といわれるものです。この3つは更年期障害、排卵異常、PMS、生理不順等の緩和や改善の治療にも使われるものなのでかなり効果が期待できます。婦人科で処方してもらえばこの3つは保険も効きます。


さらに、もう一歩先の子宮・卵巣ケアに役立つ「腎」を補う漢方薬を紹介すると、


● 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
● 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
● 六味地黄丸(ろくみじおうがん)


があります。


漢方は副作用が少なく、ひとつの薬にさまざまな効果があってその人本来の天然の力を引き出して不調や不定愁訴を改善してくれるもの。西洋薬と比べて、安心感があります。


40代になっても、更年期障害がはじまってからも続けて、ホルモンケアに使えるものなので今のうちから試しておくというのも悪くないと思います。